流通の短縮は誰のため? - artigiano

流通の短縮は誰のため?

2024年7月9日

雨が続く大阪です。梅雨に張ったのでしょうかね。梅雨が終わると夏が来ます。1年がめちゃめちゃ早いです。

さてこの仕事に携わり。はや33年、酸いも甘いも見てきましたが最近、販売の中での『作りてが直接販売しています!』とかのフレーズをよく見るようになってきました。そういう私自身も流通の短縮で、生き延びてきた人間なので偉そうには言えないのですが、例えば会社が小さい時には、全部自分でやれば(やらなければならない)ので成立するのですが、ある程度の規模になってくると、あれもこれも手が回らなくなってきて、そこに人が必要になってくるんです。結局コストが掛かる様になるのです。そこで、ちゃんと方向転換出来るかが大事な事のように感じています。

また違う観点から見てみると、流通の間に入っていた中間業者の人員がいらなくなるので
業界全体に関わる人が少なくなり、結果余裕が無くなって業界全体が弱って行くような感じがしています。

反対では、僕たちも購入者でありユーザーでもあるので、安く買えるのは良い事でもありますのでなかなか難しい問題でもありますが。。コストカットが進む他の業界にも当てはまる様に感じています。どこかでずれ始めたロジックについて考えないとダメな時が来ているような思いです。

こんなことを考える今日この頃です。

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