レザー表記変更とその選び方 - artigiano

レザー表記変更とその選び方

2024年9月18日

おはようございます!週の真ん中、水曜日。まだまだ暑いですが、
体調に気を付けながら行きたいですね。

さて本日は、レザー表記についてです!バッグやお財布の売り場や
ECで良く見かける『レザー』という表記ですが、本来は食肉産業の
副産物として出てきた原皮を鞣しと言う工程を経て、

『皮本来の繊維構造をほぼ保ち、腐敗しないようになめした動物の皮』

という定義がJIS規格によって定められました。(JIS K6541:2024)

最近では、アップルレザー・サボテンレザー・フェイクレザーなど
[革に似せて人工的に作ったもの]にレザー表記がされていました。

それは逆にとらえれば、革・レザーに価値があるという事なんだと思うのですが
どちらにもメリット・デメリットがあり、本来棲み分けされるべきものが
棲み分けされていない事に問題があると感じています。

Q.天然皮革と合成皮革の違いってなんですか?

天然皮革と合成皮革の違いとは

〇天然由来の物と石油由来の人工的に作られたもの

〇合成皮革では、適切に作られたものでは使用できる期間は伸びて来ているものの
 物性上、加水分解が起こりベタ付きや表面の剥がれなどが起きてくる

〇天然皮革は適切なメンテナンスを行えば経年変化を楽しめ、長く使う事が出来る。
 (天然皮革でもエイジングしないものもあります。)

ご紹介したのは一部ですが、どちらにもメリット・デメリットがあります。

長く使える事で環境にも良く、エイジングや長く使う事により
愛着を持てる天然皮革をartigianoでは推奨しています。


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