「artigianoのこだわり:新作を沢山出さない理由」 - artigiano

「artigianoのこだわり:新作を沢山出さない理由」

2025年1月6日


新年の初めのブログなので、私たちアルティジャーノ(artigiano)のバッグや財布について、その背景にある考え方を自分の中でも整理する意味でも思い書いてみようと思います。

季節ごとに作られる新作や売り方も含めたトレンドや語りやすさ重視の製品が多い中、アルティジャーノのでは新作をあまり作らないと言う意味で他のブランドさんと少しちがうかなぁと考えています。それはには、今までの経験で「欲しいと思えるものだけを作り、無駄な新作を作らない」という考えがあるんです。

その部分に少し触れてみたいと思います。
artiginaoを始めた頃、今から14年ほど遡る事になります。
当時は、まだ自社でインターネット販売をするブランドは少なく
東京などの大きな会場で行われるファッション展示会に出展して、バイヤーさん達に
選んでもらい店頭で販売する事が主流だったんです。

当時はその流れが一般的だったので、その流れに乗る様に行っていたんですが。。。

毎年季節ごとに行われる展示会に合わせて沢山のサンプルを作り
注文のついた物だけを作って店頭に並べると言う、流れ作業的な事を繰り返していることに
気づいたんです。。。。時間に追われて作るものに関して、作りてなのに
自分たちの作ったバッグや財布に愛着もわかず。。。『これは何か間違っているんじゃないか?』と思うようになりました。。。。

自分が好きでない物を、好きになってもらえるんだろうか??それが、考えるスタートでした。


🌿 アルティジャーノの考え:必要なものだけを、永く使える形で

多くのブランドがシーズンごとに新しいモデルを出す中で、アルティジャーノはあえてその流れから外れる事にしました。その理由は、「本当に欲しくて必要なものだけを作り、永く使って欲しい」というシンプルな思いにあります。

昨今問題になりつつある、大量生産による廃棄。すぐにトレンドから外れるデザインは、持続可能な社会に逆行するものです。とはいえバッグや財布を作り生計をたたている私たちの中でも、そう思いながら今も葛藤があるのですが、artigianoでは「たくさん作る」よりも「良いものを長く使ってもらう」ことに価値を見出していきたいと考えています。


💡 「良いものを作り続ける」というアップデートの考え方

アルティジャーノでは、新しいデザインを頻繁に生み出すのではなく、これまでの製品をさらに改良していく姿勢を大切にしています。例えば、実際に使ってくれるお客様の声をもとに、素材の改良や機能性のアップデートを行います。

例えば壊れやすい部分の補強とか、ショルダーベルトが細すぎて方が痛いとかなど
全てを取り入れる事は出来ませんが、その方が良いと思えば積極的にと入り入れるように
しています。 後から手を加えられる部分や追加パーツの場合は、変更前の仕様を購入いただいてるユーザーさんにもバージョンアップしていただけるように、出来るだけその部分だけを注文していただけるようにしています。

これにより一つひとつのバッグや財布が、使いやすさと耐久性を兼ね備えた唯一無二の製品に仕上がります。

artigianoのアイテムは間違いないと信用してもらい、いくつかのアイテムをローテーションしながら
使って頂くと、更に長く使える事にもなります。


🎨 使い手の「心」に寄り添うデザイン

アルティジャーノの作るアイテムは、単なる実用品になりたくはありません。それを持つことで、心が安らぎ、お出かけしたいな~と思って貰えることを目指しています。ゆえに、飽きの来ないシンプルで美しいフォルムと、経年変化するもの安定的に楽しめる素材。どれも、「ずっと使いたい」と思就て頂けるような魅力のある様に作りたいと考えています。


「欲しい」と思えるものを大切に

アルティジャーノのバッグや財布は、日々の暮らしに喜びと彩りをもたらす特別な存在。あなたの「これが欲しい!」という気持ちに寄り添う製品を届けることが私たちの目標です。

素材はアイテムに合った良い物をセレクトしたいので、インポートも使いますが
出来る限り日本で作られた素材のバッグやお財布などを作っていきたいと思います。まだまだ力不足で、お叱りを受ける事もありますが、ここを目指して『ものづくり』に
励みたいと思います。  

私たちの思いを長文ですが読んでいただきありがとうございました!

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