想いをカタチにする仕事――万博プロジェクトとテレビ取材の舞台裏 - artigiano

想いをカタチにする仕事――万博プロジェクトとテレビ取材の舞台裏

2026年3月31日

数年前コロナ禍をきっかけに、これまで当たり前だと思っていた日常や仕事の意味について、改めて深く考えるようになりました。人と会うこと、仕事ができること、モノを作ること。その一つひとつが決して当たり前ではないと実感する中で、「自分たちの仕事で社会に貢献できることは何だろうか」と自問する時間が増えていきました。

そんな中で今回のお話をいただきました。正直なところ、最初は社会貢献という大きなテーマに対して自分たちに何ができるのか、明確な答えがあったわけではありません。ただ、お話を伺っていくうちに「これは面白そうだ」と素直に感じ、ものづくりの力で関われるのであればやってみたい、という気持ちが強くなり、製作という形で参加させていただくことになりました。

今回関わらせていただいたのは、大阪・関西万博に関連したプロジェクトです。万博というと本来は未来への期待や希望を感じさせる大きなイベントですが、ここ最近はニュースなどを見ていても、どちらかといえば課題や懸念に関する話題が目立っていたように感じます。そんな中で、このプロジェクトが少しでも明るい話題となり、多くの人に「面白い」「いい取り組みだ」と思っていただけるのであれば、とても嬉しいことだと思っています。

画像提供  ㈱モンドデザイン  SAEL様

具体的には、ルクセンブルクパビリオンで使用される資材を再活用し、バッグとして生まれ変わらせるという取り組みです。一度役目を終えたものに新たな価値を与え、別の形で再び使ってもらう。言葉にするとシンプルですが、実際に形にしていくには多くの工夫と試行錯誤が必要でした。それでも、自分たちの技術と経験を活かしながら、一つひとつ丁寧に製作していく過程は非常にやりがいのあるものです。

また、このプロジェクトについて、興味を持っていただきテレビの取材も2回ほど入っていただきました。普段はなかなか経験することのない撮影ということで、最初は少し緊張もありましたが、スタッフの皆さんがとても丁寧に対応してくださり、自然な形で話をすることができたと思います。ただ、振り返ってみると結構長い時間お話しさせていただいたのですが、「どんな風に映るんだろう」「もしかしてほとんどカットされてしまうのでは…」と少しドキドキ(笑)。

撮影中のエピソードでは、関東から来られていたスタッフの方とのやり取りの中で。「撮影は初めてですか?」と、「いろんな地域で撮影をしてきましたが、大阪の人はやっぱり話すのが上手いと感じることが多いんです」とおっしゃっていました。確かに、大阪には会話を楽しむ文化が根付いているのかもしれません。そう言われると少し照れくさいですが、同時にどこか納得してしまう自分もいました。

だた今回は社内での撮影という事もあり、以前参加させて頂いただいたFM神戸さんの時よりは
落ち着いて話できたように感じました。

どのような編集がされ、どんな形で放送されるのかはまだ分かりませんが、今からとても楽しみです。自分たちの取り組みがどのように伝わるのか、そしてそれを見た方がどんな風に感じてくださるのか。期待と少しの不安が入り混じった、なんとも言えない気持ちで放送を待っています。

さて、気になる放送予定についてですが、先日おおよそのスケジュールが決まりました。まずNHK総合では、5月の大型連休中に放送される予定です。詳細な日時については現在調整中とのことですので、決まり次第改めてお知らせさせていただきます。

また、3月19日(木)午後6時10分から放送される「かいドキ」内でも取り上げていただく予定です。ただし、この番組は山梨県内での放送となるため、県外にお住まいの方は地上波ではご覧いただくことができませんので、YouTubeの方へupさせて頂きました。

さらに、「解体キングダム 万博スペシャル(仮)」としても放送が予定されています。BS8Kでは3月30日(月)20時30分から翌朝4時までの枠内、BSP4Kでは4月5日(日)16時から17時29分、そしてBSでは4月11日(土)21時から22時29分に放送予定です。こちらも非常に見応えのある内容になるのではないかと期待しています。元AKBの前田亜美さんが案内役として来てくださいました。

今回のプロジェクトを通じて改めて感じたのは、「ものづくりには人の想いを乗せる力がある」ということです。単に製品を作るだけでなく、その背景にあるストーリーや価値観をどう伝えていくか。それによって、同じモノでも全く違った意味を持つようになるのだと思います。

コロナ禍を経て、社会や価値観が大きく変化する中で、自分たちにできることは決して大きなことばかりではありません。それでも、目の前の仕事に真摯に向き合い、小さな一歩を積み重ねていくことが、結果として誰かの役に立つことにつながるのではないかと感じています。

今回の取り組みが、その一歩になっていれば嬉しいですし、これをきっかけにさらに新しい挑戦へとつなげていければと思っています。そして何より、放送を通じて少しでも多くの方にこの活動を知っていただけたら幸いです。

どんな放送になるのか、今からドキドキしながら楽しみに待ちたいと思います。

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